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《ネタバレ》 気狂いピエロとは、ジャン・ポール・ベルモンド演じるフェルディナンであり、ジャン=リュック・ゴダールであり、女に恋する世界中の男どもだ!なんて言いきっちゃいましたが、そんな風に感じました。一方、女は恋しても確固たる自分を持っている。男の最後はやっと男らしいところを見せてくれるのかと思ったら、見事に裏切ってくれる。やっぱり男はかっこ悪い。この一連の流れの演出、役者の演技、映画の雰囲気を評価したい。それ以上は私には難しい。(ゴダール作品の中ではまだまだ解かり易いほうですが。)芸術性は大いに感じるが芸術を評価できるほどの知識や教養が無い。美大生の絵とピカソの名前を伏せたピカソの絵を並べられたら前者を評価する可能性大である。だからといってゴダールを否定はしません。芸術を否定しないように。むしろこんな私ですが、なるせたろうさんと共に叫びたい。ブラボー、ゴダール、ブラボー!(何がブラボーなのかは聞かないように。)
【R&A】さん 7点(2004-03-26 13:00:55)(良:1票)
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