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レビュー情報
ピクサーの頭脳(社長と監督)を移植されたディズニーの作品。なるほどはじめて見る外の世界に驚きながらの冒険譚といえばピクサー諸作品『トイストーリー』『バグズライフ』『ファインディング・ニモ』『カーズ』に共通する。CGアニメーションの技術はピクサーの真骨頂。犬の毛一本一本がゆらめく描写は凄い。そこにディズニー『わんわん物語』で研究に研究を重ねたリアルな犬の動きが加わる。そしてあきらかにディズニー実写映画『三匹荒野を行く』にオマージュを捧げているような内容。またこの単純なストーリーがいいのだ。冒頭のアクションも良かった。縦横無尽に動くボルトを適格に画面に収め続けるアニメーションならではのスピード感が素晴らしい。娘と見に行ったんだけど、偽ボルトと抱き合う女の子を影から覗き見るボルトを大泣きで見ていた娘を私がまた盗み見て泣くという、もうここまでくると映画で泣いてるのかどうかもわかんないことになっちゃってるんだけど、素直に良かったなあと。この涙は映画館ならではなんだろうね。
【R&A】さん [映画館(吹替)] 7点(2011-07-20 13:54:15)(良:1票) (笑:1票)
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