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「本物」を見せたいのはよくわかるが、やはり技のリプレイのせいでアクションが停滞してしまっている。同年公開の少女本格格闘映画『チョコレートファイター』はこれを極力回避することでより「本物」が伝わってくるアクション映画になっていたが、プラッチャヤー・ピンゲーオ監督にしたって『マッハ!!!!!!!!』の頃はリプレイを頻発してたのだからどうしてもやっちゃいたいのだろうな、とは思う。それにしたってやたらとこのリプレイが多い。そのうえリアルスピードで見せた後にスローでリプレイ。どうせするんならスローを先に見せたほうがかっこいいのに。それもここぞってときだけにしてくれたら『勝利への脱出』のバイシクルシュートみたいに感動的に映せたかもしれない。あと、設定がどうにも技の本格志向とは裏腹でマンガチックなヒーローものなのがどうも・・。日本を舞台にしちゃうとこの設定しかないのか。
【R&A】さん [映画館(邦画)] 3点(2011-01-12 10:19:13)
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