悪魔の手毬唄(1977) の R&A さんのクチコミ・感想

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悪魔の手毬唄(1977) の R&A さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 悪魔の手毬唄(1977)
製作国
上映時間144分
劇場公開日 1977-04-02
ジャンルサスペンス,シリーズもの,犯罪もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 市川・石坂コンビの金田一シリーズの二作目は一作目と同じキャストに同じ演出を施すことでこのシリーズ独自の個性と安心感を構築することに成功した。と同時に私的にはこんがらがっちゃったりするんですが。前作『犬神家の一族』と人気を二分するこの作品の評価を上げているのはシリーズすべての悲しい過去を持つ犯人の中で、過去だけではなく自らの愛する娘をも手にかけてしまうという最も悲しい仕打ちを受けてしまうという悲劇性と、その女を一途に想っていた刑事がそもそも金田一を呼び寄せたという悲しい皮肉が他のどの作品よりも感慨深いストーリーとしている点にあると思う。抑えた演技にもかかわらず圧倒的な存在感を示した若山富三郎は完全に主役を食っていたが、金田一耕介のキャラからしてみれば食われてこそ作品の出来は良くなるということなのかもしれない。
R&Aさん [DVD(邦画)] 6点(2006-07-11 18:51:29)
R&A さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2016-06-30クリーピー 偽りの隣人7レビュー5.35点
2013-09-05パシフィック・リム4レビュー6.86点
2013-09-05風立ちぬ(2013)7レビュー6.54点
2013-06-06孤独な天使たち8レビュー6.66点
2013-03-14愛、アムール7レビュー6.24点
2013-03-13横道世之介7レビュー7.46点
2013-03-12アウトロー(2012)7レビュー6.20点
2012-11-12悪の教典6レビュー5.50点
2012-10-30アウトレイジ(2010)7レビュー6.60点
2012-10-18戦火の馬7レビュー6.86点
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