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《ネタバレ》 よくこの仕事をバートンは引き受けたなと思う。ハリウッドの依頼に答えられる器の大きさを知らしめたかったのか?とにかく無難に仕上がっているとは思った。オリジナルが、未知の惑星だと思ったら実は未来の地球だった!ということを衝撃的映像で空恐ろしいオチをつけたのに対し、本作で同じオチは使えないだろうと思ったら同じオチを全く違った味付けで使ったのはなかなか巧い!と感心しました。リメイクの不利な部分をうまくバートン流に変換させている。バートンの作り出すクリ-チャ-たちも、おもちゃ箱のような世界もココには無いが、『シザーハンズ』において年老いたヒロインがハサミ男の物語を御伽噺として子供に聞かせたようにこの猿人と人間の物語を御伽噺に昇華させようとするセリフ(最後のお別れのシーン)が、バートンらしくない作品の中にあって強引にバートン色を出そうとしているように感じた。ハリウッドの娯楽作として無難には仕上がっているとは思う。商業至上主義のハリウッドとうまくやっていこうとするバートンを批難するつもりもない。ただ、やっぱりバートンはバートンであってほしい。 PS 何人かのレビューに??? これってオリジナル同様、最初から地球でしょ?西暦を表示するメーターも単に時空の歪みに入ってくるくる回っているだけだと思っていたのですが、、。私の思い違い?
【R&A】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-10-19 12:34:34)
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