| 作品情報
レビュー情報
ひょんなことで知り合う二人の女。知的で大人の哲学教師と明るくてしっかりものの少女。それぞれに「悩み」というほどでもない事情がある。少女の事情は彼女の会話と行動がかなりストレートにそのことを露呈させる。一方哲学教師は大人ですからいちいち表面に出さない。でも会話の隅々に感じることができる。ロメールの映画は物語とは無関係にされる会話が楽しい。そしてその会話が登場人物たちを丸裸にする。登場人物たちが一同に(といっても4人)別荘に会し春のまどろみの中で会話する。それだけで春を感じ、ドラマを感じる。クラッシック音楽の挿入でまた春を感じる。
【R&A】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-10-10 16:16:50)(良:1票)
R&A さんの 最近のクチコミ・感想
|