パシフィック・リム の どっぐす さんのクチコミ・感想

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パシフィック・リム の どっぐす さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 パシフィック・リム
製作国
上映時間131分
劇場公開日 2013-08-09
ジャンルアクション,SF,シリーズもの,特撮もの,モンスター映画,3D映画
レビュー情報
《ネタバレ》 期待通りのロボットアニメ&怪獣映画のエッセンス全開の映画でありました。
グロイ戦いぶりや操縦系統はモロに「エヴァ」で、いろんなロボットアニメから頂いたような武器や必殺兵器も楽しいです。
平成版「ガメラ」をパクったようなシーンもいいです。
ロボットアニメの要素が強いので、ハリー・ハウゼンと本多猪四郎という怪獣の名匠だけに捧ぐというのは語弊があるような気もします。
迫力は充分ではあるがとにかく絵が暗い!!
意図的に怪獣の全貌をわかりにくくしているのかもしれないが、怪獣の姿がわかりにくい!!
そして日本の幾多の怪獣たちと違って、怪獣がグロイばかりでかっこよくない。
ゴジラを代表する日本の怪獣たちはかっこよく、そして美しい。怪獣の描写がハリウッド定番の異形の生物であったことは残念だ。
内蔵まるだしのような要素は「怪獣」ではない。中身がわからない、わからなくてもいいのが「怪獣」なのだ。これが日本人とアメリカ人の決定的な違いだと思う。
ロボットが戦う舞台として夜の市街戦というのは、アニメではOKなのだが、実写では実は難しい。
人口の建造物の中にロボットが立つと、ロボット自体が背景に埋もれてしまうのである。これはかつての日本の実写ロボット映画「ガンヘッド」が実証している。
ジャングルや砂漠といった大自然の方がロボットは映え、大都会の中の方が怪獣は映えるのである。
スタッフはこのバランスに苦慮したかもしれないが、全体的に絵がごちゃごちゃしすぎて、わかりにくくしている原因になっているように思う。
菊地凛子がアクションもこなし、あの衣装で堂々とヒロインを演じていることは日本人として誇りを感じます。
ハリウッドや香港では、こういう女優ってあたりまえにいますが、日本では本当に貴重です。
日本人としては、つっこみたくなる要素は多々ありますが、ロボットアニメと怪獣映画をマジで合体させてくれたスタッフには敬意を表します。
この夏1番のB級アクションとしてオススメです。
どっぐすさん [映画館(字幕)] 6点(2013-08-12 01:53:00)(良:5票)
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投稿日付邦題コメント平均点
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2021-06-08ゲド戦記4レビュー3.69点
2019-11-28i 新聞記者ドキュメント8レビュー6.66点
2019-08-02惑星ソラリス8レビュー7.00点
2019-07-03新聞記者9レビュー6.08点
2019-06-04空母いぶき7レビュー5.13点
2019-06-04ゴジラ キング・オブ・モンスターズ8レビュー6.35点
2019-05-10恐怖の報酬【オリジナル完全版】7レビュー7.55点
2019-05-10恐怖の報酬(1953)5レビュー7.77点
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