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喪失と再生、挫折と再起といったあたりがテーマなのだろうが、そもそも、失敗したら1000億円もの損害を出すプロジェクトを単なる1担当社員に任せているというのがありえない話だし(もし本当にそうなのなら、その会社は失敗すべくして失敗している)、出発点からして「設定のための設定」という香りが漂っていて、どうにも入り込めなかった。その後の展開もこれと大同小異であり、ヒロインはなぜここまで主人公に関わろうとしたのかといった点の未解決を筆頭に、作り手に都合の良い展開の連続であったという気がする。それと、オーランド・ブルームの一本調子の幅の狭い演技は何とも痛い。キルスティンのフォローにかなり助けられていたと思う。
【Olias】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-11-13 21:16:59)(良:1票)
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