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さて、トム・クルーズはどこに出てくるでしょう。という映画。チョイ役で、ムキムキだけど顔ほあまりイケて無くって、声が妙に甲高くって、出演してると知らなけりゃ、気付くのは高難度。
いきなり冒頭からブルック・シールズと相手役の誰だか知らん俳優とがラブラブで、ホントにこのままこれがエンドレスで続いたらどうしよう、と思うところですが、幸いにもそうは問屋が卸さず、ある事件をキッカケに関係が崩れていく。いやその前から、彼ら2人を含めて全ての関係に、不安定性が潜んでいたのだけど。 という古典じみた悲劇の世界を現代に持ち込んで、あくまで現代劇の枠は守りつつも、どこか運命論的なものを感じさせます。だから、まあ、どうというコトもないオハナシ、と言えばそうなんですけど、印象的なシーンがいくつもあって(言葉を変えれば、ブルック・シールズがとても美しく撮られている、おそらく実際の10倍くらい美しく撮られている、ということだな)、惹きつけられます。 で、結局、教訓としては、トム・クルーズの言うことなんか真に受けちゃダメよ、ということですね。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-10-17 13:09:36)(笑:1票)
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