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えっと、コレが初キューブリックなんですよねえ、俺。個人的には「見る作品、間違えた?」っつーのが正直な所。俺にはこの映画の魅力を理解する事は出来んかったです。まあ世間的に言うほど意味不明とは思わず、ラストの胎児みたいのが出てくるシーンでは「ここは人が死んで生まれ変わるまでを描いてるんだな」で片付けてしまったのですが、この映画、どーでもいい所をわざと冗長に描いてる。「♪チャララララ~、チャッチャッ、チャッチャッ♪」ってクラシックと一緒に宇宙の風景とか無重力ジョギングとかのどーでも良い風景が映し出される所なんて、マジで長すぎる。真っ暗な中に音楽が流れる冒頭も長いし、サルが出てくるシーンも長いし、訳分からんシーンも長いし、全てが長い。皆さんが凄いと絶賛している映像も、現代の進化したVFXに慣れた身としては「どこが?」ってのが感想です。まあ見れば見るほど味が出てくるっつー奥深い?映画なのかもしれんですが・・・。あのねえ、よっぽど好きな映画で無い限り、およそ3時間もある様な映画をもう一回見ようなんて気にはならんのですよ、キューブリックの旦那。まあ30年以上も前にこういう映画が作られたって言う点では評価すべき作品なのかもしれないけど、もしこれが現代に作られた映画だったら絶対評価はまだ低かったと思う。「時計じかけのオレンジ」もこんな映画だったらやだなあ。
【ポール婆宝勉(わいけー)】さん 5点(2004-09-19 20:48:54)
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