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レビュー情報
アニメならではの描写で、広島原爆を悲壮的に描く中沢啓治著原作の映画作品。三国連太郎が出演した実写版も観ましたが、アニメ版は中学生の頃に母親の強い勧めで観賞。「ピカドン」の方はとても観れませんでしたが、子供向きとして製作された本作は描写が緩いのかと思えばそうじゃなかった。ゲンが学校の壁に―…そして入り口に立っていた女の子が…と言うシーンは実にショッキングで、原爆の恐ろしさを痛感せずにはいられません。やはり、人生で一度は観た方が良い作品でしょうね。ただ、申し訳無いのですがこの手の作品で戦争否定をする気は更々有りません。一番大事なのは、過去に起こったあやまちを後世に伝え残す事。そういう意味でも、作品のレーゾンデートルを高く評価したい。
【_】さん 8点(2003-11-10 20:25:37)
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