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《ネタバレ》 少女が出た瞬間「まさか嘘だろ・・」と一瞬時間が止まった。センスの無い潜水艦が出た時点で嫌な予感はしていたが、まさか”エヴァもどき”だったとは。太平洋戦争という日本人なら誰しも神経を使う題材で、よく此処まで漫画チックに軽薄に描ききったものである。福井晴敏という原作者、調べると歳は私と殆ど変わりない。何だろうか、この歴史に対する認識の違い・軽さは? そういえば「戦国自衛隊」でも歴史を冒涜したカスみたいな脚本を書いていた。多分歴史音痴なのだろう、そうでなければ軽々しく当時の日本軍が裏切るなどと考える訳がない。次に脚本と同じぐらい酷いと感じたのがCG。東宝といえば「ゴジラ」等の特撮モノで一番得意の筈なのに、未だにこのレベルである。今回でいうと、CMに出た冒頭の水中爆発だけは良かったが、それ以外はもう神経を疑うものが殆どであった。アニメやゲームは世界一なのに、何故CGだけは何時まで経ってもハリウッドに遠く及ばないのか何時も不思議に思う。そんな外注のCG会社はもう見捨てるべきである。結局役所以下、役者の演技で持っているような作品であるが、そう考えるとどうしても気になるのが髪型。いつもの役所ヘアーでは戦時中の緊張感も半減するというもの。せめて若い役者だけでもすべて丸坊主にさせるぐらいの役作りというか気構えがなかったものか。
【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 2点(2006-03-26 11:30:02)
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