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《ネタバレ》 この監督は先ず編集という技術を覚えるべきである。「キングコング」であれば、テンポ良くアクションとラブストーリーを見せてくれれば良く、余計な恐竜や昆虫が人間を襲うシーンなど返って白けるというもの。CG多様が鼻に付くと感じる観客も多数いるだろう。実際それ以外は文句の付けようが無いだけに残念、監督のキングコングへの愛情もあらゆるシーンで伝わってくる。「スクール・オブ・ロック」の兄ちゃんは相変わらずいい味を出しているし、ナオミ・ワッツはヒロインとしての気品さ・美しさとすべて供えている。キングコングが好意を持つのも納得である。人間が猫や犬を可愛がるようなものかと想像する。結局、人間も動物も”仲間がいないとつらい”というのが、キングコングの哀愁から伝わってきた。
【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-08-20 05:14:43)
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