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《ネタバレ》 この若い監督は「2」から引き継いで高いハードルの中、毎回一定のレベルで楽しませてくれるのだから凄いとしか言いようが無い。どうしても欠点の方が書きやすいので最初に褒めておく。問題は2回は観ないと分からないような内容である事、そもそも外国人は顔が同じに見えて区別がつきにくいのよ。特に白人刑事とFBI、此方は警察が一番犯人の可能性が高いとマークして、しかも人質が犯人の可能性も疑って観てたというのに、結局最初は良く分からなかった。弁護士が最初の犠牲者だった事に一番「ハッ」とした程。次に度を越した時間軸の設定であるが、解釈は幾つか出来るが絶対に矛盾が生じる。ジグソウが死体懸案所にいるという事はその時点で倉庫は家宅捜査を受けていると考えるのでその後の出来事とは考えられない。検視前だとすると、扉を閉めた時にジグソウがいるのがおかしい。結局、捜査官が閉じ込められて窒息死した後に場所を発見という流れか知らないが、応援呼んでいたな・・助かった可能性もあるのか。それにしても不親切である。ジグソウの後を継ぐ理由も作者の都合としか思えないし。あと黒人刑事は馬鹿過ぎるだろ、髪が巻きついたのぐらい拳銃で髪を撃って切るか歯車に何か挿め。ジグソウが動き回って、人間的な面が見えたのは良かった。大体共犯と言えば、あの規模の拷問器具をジグソウ一人で作れるか?という所から疑問を持たないか。ジグソウは設計は出来ても実際に作るとなるとなるとどれだけ大変か。鉄の加工を嘗めるなよ、絶対に「ゴルゴ」が頼むようなプロの職人がいる筈。
【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-20 20:28:31)
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