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《ネタバレ》 登場人物がいっぱい出てきた割には、人物把握がスムーズにできました。キャスティングが良かったんでしょうか。外見的に特徴の違う俳優さんたちだったので、こんがらがらなくて◎。レンタル屋さんでタイトルを見たとき、“アクションサスペンス”をイメージしていたので、実際に鑑賞してビックリしましたよ。少年院の話だったとは……。“スリーパーズ”って少年院出身者って意味だったんですね。無学なので知らなかった……。恥ずかしい限りです(汗)。印象に残ったシーンは、皆さんの書かれているラストの食事風景と、大人になったトニーとジョンがバーにいる場面。レーガン大統領の選挙の話題をしている紳士二人に対して、話題を変えてもらいたくてとった行動がオシャレです。二人に酒を奢って、バーテンダーから「あちらのお客さまからです。政治と宗教の話を辞めて欲しいと……」って感じで告げてもらう。ナンパ以外にも、こういった使い方があったのか!と驚いてしまいました。役者さんは豪華だし、シーンなんかもオシャレですごい映画だとは思うのですが、話自体がヘビーすぎたのが難。“ヘルズキッチン”という街の法則にのっとったエンディング。法律の手の届かないところでも、街の仁義で悪いヤツが罰せられる。法治国家としては、あってはならない存在なんでしょうが、映画の世界ならオッケーなのが本当に不思議です。きっと、少年院での看守たちがあまりにも横暴すぎて見るに耐えなかったからなんでしょう。それでもやっぱり、デ・ニーロ神父には偽証をしてもらいたくなかったぁ。アル中のホフマン弁護士にももうちょっと頑張ってもらいたかった。だってあたし、デ・ニーロ神父が好きなんだもん。いくら街の子供たちを助けるためとはいえ……辛いよね。聖書に誓って偽証をするなんて……。ああ〜観るのがしんどかったよぉ(涙)。
【元みかん】さん 6点(2004-02-14 12:23:05)
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