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《ネタバレ》 はじめはどーなることやら……と思いました。映画が、キム・ノヴァクの独白形式からはじまっちゃうんです。これがなんとも……下手っぴで……。ところが、この単調とした棒読み状態のセリフが、次第に魔女であることに倦怠と自負をもっている彼女の役回りにぴったりだったのを感じたとき「すごい!」って思いました。おばさん魔女(←これがエルザ・ランチェスターというのも、かなりツボ)には「人間界でやたらと魔力を使うものじゃない」と諌めているのに、自分のことになると平気で魔法を使ってしまう彼女(しかも罪悪感はない)に、逆に人間らしさを感じたりして、面白かったです。今回、J・スチュワートは、あんまり目立たなかったな。それよりも、魔法使いのジャック・レモンと、魔女の生態を暴く本を書いている作家の妙な友情?金のつながり?が印象的。作家の目の前でジャック・レモンが魔法を使う場面がとても好きです。
【元みかん】さん 7点(2004-12-04 09:06:49)(良:2票)
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