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結論から言えば当然のことを遂行したに過ぎない。しかし、その当然のことが出来無いことがこの映画の最大のテーマだと思う。白だから黒だからと争い傷つけあう。白はKKKとして過激に、黒は人権団体などを盾にし戦争開始。うちら日本人からして見れば「無駄な」とか「愚かだ」と思うのが当然で、実際ほとんどのアメリカ人だって血を流すことが正義だとは思ってはいない。しかし、そうでは無いのだ、日本人だって中国人や韓国人が悪さしたら「外人は・・・」と言って敬遠するではないか、ましてや中国人や韓国人は白でも黒でもなくて同じ色にも関わらずだ。やっぱり、日本人だって例えお互い全くの他人で知らない人同士だって日本人が外人に被害を受けたら勝手に仲間意識を持つのでは無いか。それなのに「無駄だ」「愚かな」何て思うのは実際のところ井の中の蛙だってことに過ぎない。だけど・・・そう思うことは本当はとても大事だってこともこの映画でのテーマなのだと思う。お互い結局は人間なんだ、痛みだって一緒だし分かり合えるはずだ。そして仲良くだって出来るさと。ただし、俺としては無罪ってのは無しだと思う。確かに残された家族が心配なのはわかるが極端でしか判断出来ないのが最終的な問題点だと思う。一つ一つの台詞の重さが印象的な映画でした。
【taron】さん 9点(2004-02-20 23:36:55)
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