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《ネタバレ》 映画としてはつまらなくはないです。
どんなラストなのか引っ張られはするんですが、登場人物の描き込みが浅いから 納得させられる内容ではないのが残念です。 二転三転する三隅の話、その理由すら提示されないのがどうにもこうにもイライラ、モヤモヤするのです。 まるで操り人形のように三隅に振り回される弁護士。 最初から最後までそれを見せられて終わってしまったという感じ。 何気にテーマはわかるんですが、それを語るにしたって、あの司法関係者たちは無能過ぎやしないか? それに法廷シーンに緊張感がないのが物足りない 是枝監督はやっぱり日常のなんでもない毎日を描きながらいろんなことを気付かせてくれるという 映画の方がいいです。 実はこの作品、映画専門チャンネルで何か月か前から度々放送されていて三度観たけど 感慨に浸るまではいきませんでした。 重盛が山中家を訪問するシーンで玄関のドアを開けた咲江が前髪を止めてたヘアピンを外して 前髪を手で直すとこ、唯一是枝監督らしいなと思ったシーンでした。 私も家にいる時はよくやってることで玄関チャイムが鳴るとまずヘアピン外して玄関の鏡で 跳ね上がった前髪をささっと直すから。 役所広司の演技にプラス1 【envy】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-10-14 23:57:04)
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