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本当は主観的に10点を付けたいんですが…(笑)本国のDVDで鑑賞しました。キャストの豪華さのわりに派手さはないですが、間違いなく丁寧に作られた良作だと思います。オーストラリア映画らしく風景は美しいし映像・音楽ともかなりグっときます。アイルランドを思わせる音楽は特に素晴らしかった!オーストラリアに実在したアイリッシュの義賊Kelly Gangを率いたネッド・ケリーの半生を描いたもので、どうして邦題がこんなになったか疑問(本国でわざわざKelly GangからNed Kellyになったってのに)。ケリーギャングの面々と同じ年という事もあって、同化を求める差別と命をかけて戦う4人の姿にはホント泣かされました。何であれ、抗争をテーマにしたものには弱いなあと実感。キャストで言えば主演の髭ヒースもいいですが、脇のオーランド・ブルームがこれは最高でした!彼の演技&作品で一番好きです。ジェフリー・ラッシュはカメオみたいですが(^^;でも正直、肝心のストーリーテリングが少し力不足(とりわけケリー団結成の理由とか)。あと、わざわざフィクションの人物ジュリア(ナオミ・ワッツ)を出した意味もなかった気がする。ゆえに8点で。
【haruo】さん 8点(2004-04-20 11:42:03)
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