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《ネタバレ》 戦争モノは苦手なクセに、名作映画だから一応見ときましょってコトで今回見ることにしたんだけど…イキナリ流れる軽妙な音楽にアタシは(イイ意味で)拍子抜けしちゃったわよ。 イギリス・アメリカ・オーストラリア・ポーランドと多国籍なオトコどもが協力しての脱走劇はむしろ楽しげで、捕虜収容所のドイツ軍もけっこう紳士的だし、途中までは「なんかアンタ達…楽しんでない??」って感じだったけど、収容所を出てからはそう甘くはなかったわね…。 冷徹なゲシュタポによってジリジリ追いつめられる緊迫感、目の前で射殺される友人の姿、50人大量虐殺…やっぱり戦争って異常よね…って案の定アタシは凹んじゃったんだけど、でも!見終わった後そんなに落ち込まずにいられるのは、ダニー・ウィリー・セジウィックの3人は逃げきったっていう事実と、連れ戻されてもまるで屈した気配のないヒルツの鋭い眼光のおかげかしら。 独房に響く壁当てのボールの音は残された彼らの希望を象徴してるようだったわ。 …オンナっ気まるでナシの「男子映画」だけど、アタシも見て良かったわ。
【梅桃】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-24 20:11:38)
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