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《ネタバレ》 泣いてしまったわ。 フー子がマフーガと対決するところののび太の悲痛な叫びで。 でも…今回もやっぱり違和感は感じたわ。 なぜなのかしら。 最近絵柄が微妙に変わってきてるから? (のび太の髪がなびいてるとことか、けっこうアタシ気になるんだけど。 あたしの知ってるのび太はいつもあのヘルメットヘアよ!) ちょこちょこCGが使われてるから? いいえ、のび太がかっこよすぎるからよ。 のび太に限らずみんななんだかいい子すぎるわ。 アタシ思うんだけどドラえもん映画の魅力って、ドジでマヌケで臆病で情けない、でも本当の優しさを持ってるのび太とか、わがままで乱暴で音痴でいじめっ子で、でも情にもろいジャイアンとか、それぞれ欠点のある子たちが(のび太なんて欠点がほとんどよ)、ケンカしたり反発したりしながらも力を合わせて頑張るってとこだと思うのよ。 それが最近のドラえもん映画って、みんななんだか最初から最後までかっこよすぎて…なんかごく普通の安っぽい子供向けアニメになりつつあるわ。 なんにもできないのび太がごくたまーに頑張るからこそ共感もし、心から応援もし、一緒に涙することもできたのに。 …なんだか熱弁しちゃったわ。 だってアタシ、ドラえもん大好きなんだもん。 でも考えてみれば、もう最近の子供たちにとってのドラえもんは藤子プロの作ってる今のドラえもんになってるんでしょうね。 時代は変わるのね…。
【梅桃】さん [地上波(邦画)] 6点(2003-12-25 08:21:19)(良:1票)
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