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WW1で武勲を横取りされドイツ兵との捕虜交換により帰還。戦傷が原因でのモルヒネ中毒で職場である銀行の金を使い込もうとするのに行き着く所まで堕ちて行く姿を想像しましたが。この件は話の糸口に過ぎず、71分によくこれだけ盛り込めたと驚く山あり(僅か)谷あり(大部分)の展開で、それぞれ自分の事しか考えない、資本家、労働者、共産主義者、赤狩りにいいようにされ貧乏くじを引き続けるリチャード・バーセルメス。それでも腐らないばかりか他人を思いやる姿は信じ難いもので、大恐慌の最中でヘイズコード制定直前に「負けたらアカン」監督の熱いストレートな思いが迫ってくる秀作です。
若きロレッタ・ヤングの瑞々しさに好感。アリーン・マクマホンの存在感も印象的。 【The Grey Heron】さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-11-29 02:18:00)
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