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《ネタバレ》 たしかにベタな映画だけれども、地方都市のシャッター商店街、安価な外国製品に押されての地場産業の衰退、そんな状況のなかで地味いっぽうな書道部、いったい何重苦なのか、というような苦しいテーマをあえて取り上げて、一服の爽やかな物語にしあげたのは評価するべき。若い女優陣がよかった。それにしても、当世の男連中の影の薄さよ......。
追伸:河合克敏の漫画「とめはねっ! 鈴里高校書道部」、およびNHKによるそのTVドラマ化からのパクリが指摘されているのを知って、点数を下げました。 たしかに、よく似たところがある。それから、現実では高校の書道部の活動を町おこしのために利用したことはない、と四国中央市の市民から抗議されているのも知りました。どうやら、日本テレビによる演出という疑いがあるらしい。しょせん映画は実話とは違うものとはいいながら、いささか興ざめな話。 【goro】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-01-31 16:00:06)
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