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ヒロインは最初から思想信条がピッタリのジェームズ・ウッズを選んでおけば、映画になるようなエピソードもなく、追憶に浸る必要もなく、ラストシーンはきっと2人仲良く街中でビラ配りなどしていたことでしょう。世の中にはそういう人生を歩んでいる人も多いはず。
しかし、それが本人にとって本当に幸せかどうかは微妙なところです。激しく燃えて激しく泣いて、思い出すたびに頭を抱えて後悔したり自責の念に囚われたりするような経験があると、その本人はともかく、周囲からはけっこう羨ましく見えるものです。だから映画が存在するという、身もフタもない話ですが。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-27 01:01:28)
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