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まずは豪華キャストに驚き。キアヌ・リーブスとか、ヒラリー・スワンクとか、どうしてここにいるの? という感じ。終盤にもうひと花咲かせるのかと思っていたのに、それもないし。当時はまだ、駆け出しの扱いだったんでしょうか。
それはともかく、裁判のシーンまでは秀逸。ホラーとサスペンスの要素に加えて、霊感のような特殊能力に対する世間一般の〝魔女狩り〟的な偏見も描かれていたのがいい。たしかに特殊能力のない多くの人にとって、能力があると自称する一部の人は胡散臭く見えます。しかしその一部の人は、見たくないものまで見えてしまうわけで、しかもそれを誰にも相談できないわけで、それはそれで孤独な世界だろうなと。そのあたりを、言われてみればいかにもそういう能力を持っていそうなケイト・ブランシェットが見事に演じていたように思います。 ただし裁判後からラストの謎解きに至るまでは、いささか駆け足で予定調和的。「ギフト」の意味を、もう少しゆっくり噛み締めたかった気もします。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-12-16 01:58:06)
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