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徹底的に「おそロシア」を煮詰めたような作品。主人公と母親を除き、ロシア側には誰一人としてマトモな奴がいません。ロシアで上映されたかどうかは知りませんが、もし上映されていたらさぞかし不興を買っていたことでしょう。
第三国の人間としては、緊張感もあってそこそこ楽しませてもらいました。最後のオチもなるほどねぇという感じ。しかし全体として暗くて心身ともに痛い印象は拭えません。次はぜひ、屈託なく笑ったり踊ったりするジェニファー・ローレンスを見たいものです。 それはともかく、他の方も指摘されていますが、キーパーソンである「叔父さん」はプーチンとよく似ています。もし(近い)将来、「プーチン最期の12日間」とか「帰ってきたプーチン」とかいう映画が作られることがあったとしたら、彼は間違いなく主役候補の1人になるでしょう。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 8点(2023-11-15 02:18:49)
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