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レビュー情報
《ネタバレ》 オリジナル(9点)にあったはずの、クール且つスタイリッシュな作風はまるで影を潜め、いかにも明快明晰なハリウッド映画に仕上がってますね。レオ&スコセッシコンビ作第三弾ですが、前作「アビエーター」より遥かに万人に受け入れられ易い娯楽作品的志向が強くなってます。全編にわたって役柄そのままに、レオとマット・ディモンは御大ニコルソンの懐の中に入り込んで、手の平の上でコロコロともて遊ばれているって印象。しかも二人とも嬉々としながら転げ廻っているなあって感じを受けました。ニコルソンには太刀打ち出来ないと最初から割り切ったんでしょうか?逆にそれが効を奏したのか、二人とも好演です。無駄に長くなってしまったのは、ストーリーにより深くかかわってくる、カウンセラーの女性部分に比重を置いた為かと思われます。
【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-12-24 10:51:56)
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