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意外にこれ評価低いんですね~。僕はジーン・ケリーの主演作では「雨に唄えば」(9点)の次に好き。よく映画ファンの間で、ジーン・ケリーとフレッド・アステア、どっちが好きか?って話になるけれど、自分は断然「波止場人足風体育会系ダンサー」ジーン・ケリー派。僕がアステアの「エレガンス」を未だに根本的に良く理解出来ていない不粋者だからかもしれません(汗)ミュージカルでは「ウエストサイド物語」(8点)がスタジオからカメラを街に出した先駆者という評価だれど、こちらの方が遥かに先にニューヨークの街中に飛び出してますよね。セット撮影ももちろん多いけど。24時間の休暇をもらったノーテンキ水兵3人による、ご都合主義に満ちた(←そこがいい!)ワンナイトスタンド・ラバーズ探し。ダイナミックな主役6人によるダンス&ソングをスピーディな展開で堪能できるミュージカル映画の秀作。特にエンパイアステートの屋上から、夜の街に繰り出す一連のシークエンスが好き。この時期のシナトラはまだ出しゃばり過ぎず、控え目なところが逆に好感が持てます。ダンスと衣装に誤魔化されてるけれど、お相手の女性陣がそれほど美人じゃないのがミソ(笑)特にチンチクリンなキャラクターとして登場する女性に対しての、ケリーの心優しいエチケットには「男意気」を感じました。見習わねば。ちょっと最近元気ないな~って時に観るのがお勧めっす!
【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-28 10:17:59)(良:1票)
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