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《ネタバレ》 「宇宙戦艦ヤマト」への思い入れは無し。というか、TVアニメ版や劇場アニメ版も全然見ていないので、ストーリーや登場人物さえほとんど知らない。そういう立場からすると、この映画はヤマトファン向けだと思った。最初から戦いの連続で、なにやら一喜一憂してるけど、よく知らない人たちが危機を乗り越えたからといって喜べるはずがない。付いていけない。とはいえ、最後の方はそれなりに盛り上がり、熱い。スティーヴン・タイラーの曲を聴きながら、死んでいった人たちの姿を見ていると意外と感動していることに気付いた。不満はやはり前半、中盤。宇宙戦艦ヤマトを知らない人でも楽しめる2時間の構成であってほしかった。もしくは宇宙戦艦ヤマトに頼らない形、完全オリジナルでも良かったのではないかとも思う。そのような映画が日本で受け入れられるかは分からないし、自分自身もどういう目で見てしまうだろうと不安だが、本作は「名作アニメに頼ったからこの程度で済んだ」、「名作アニメに頼ったからこの程度だった」のどちらとも言える気がする。映像の面では頑張っているだけに、いろいろ想像することがある。
【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-11-09 20:01:33)
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