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《ネタバレ》 まずは天皇制維持に貢献したボナー・フェラーズ准将に今を生きる日本人としてお礼を申し上げたい。私は准将のことを知らなかったのでこの映画を観て良かったと思っている。が、面白かったかどうかはまた別問題で、天皇を裁判にかけるべきか調査して回る日々についてはどうにもドラマが不足している印象。だからか要らぬ恋愛話まで盛り込んでいるし…。准将は「天皇を裁けば日本は大混乱に陥る。開戦の責任は不明だが、戦争を終わらせたのは天皇である」という報告書をまとめる。これを読んだマッカーサーは天皇に会うと言い出し、準備を命じた。日本人にとっては有名な話だが、マッカーサーは天皇が自己保身のための弁明をするものと思っていた。しかし陛下は「私はどうなってもいいが天皇の名のもとに戦った人々を救ってほしい」と述べられる。マッカーサーは胸を打たれ、態度が一変したというもの。これがアメリカの映画で描かれたことはそれなりに意味があるだろうし、良かったと思う。実際、准将の10日間よりこの数分間の方がジーンとくるものがあった。
【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-08-15 00:14:47)(良:1票)
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