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<原作未読>惨い… 痛い… もはや直視できないほどだけど、長々続くわけではないから薄目作戦でなんとか乗り切った。ふらっと軽い気持ちで観に行っていい映画ではない。ある程度覚悟が必要だが、その覚悟さえ決まれば見応えはあるし、最後にゾクっとできて満足感は得られると思う。白石演出が冴えている。ただし榛村が心を掴んでいく、雅也が感化されていくみたいな描写はやや不十分で説得力はそこまでではなかったかなと。最後に演者だが、阿部サダヲは自分の中ではまだ"まーちゃん"こと田畑政治がだいぶ残っていて言わばハンデ付きみたいな状態でスタートしたけど終わってみれば「さすがだった」という感想に。これに相対する岡田健史はまだ変な色がついておらず、芝居で余計なことをしない感じがこの役には合っていた。メイン2人が期待に応えてくれたという点でもポイントは高い。
【リーム555】さん [映画館(邦画)] 7点(2022-05-06 21:30:46)(良:1票)
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