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《ネタバレ》 藩の要求はあまりにも身勝手だが、あそこまで圧力をかけられたら普通は耐えられない、それでも伊三郎、与五郎、いちは戦い続けた。筋を通す事や愛を貫く事に命をかける、なかなか出来る事じゃないし本当にかっこよく映った。キャスティングの勝利という面もあるだろう、ただ豪華というだけでなく、はまりっぷりが凄い。すが役の大塚道子さんは正直名前も知らなかったけど、凄まじい迫力でした。天下の三船を尻に敷いているという役柄にも一切無理がない。戦いが始まるまでの間を持たせてた大きな要因のひとつだろう。三島雅夫、山形勲、神山繁、それぞれの個性をいかした見事な配役、当時20代であった加藤剛も良い。そして用心棒から続いた三船、仲代の3度目の決戦、派手ではなかったが静寂の中に独特の緊張感が漂っていた。直前の二人の会話から今回は仲代が勝ち、赤ん坊を育てるシナリオかと思ったが、やはり勝てないのはそれはそれで面白いよな~。
【リーム555】さん [DVD(邦画)] 10点(2010-10-27 00:05:27)
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