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レビュー情報
何かが革新的に変わっていくときには、強烈な触媒が必要だ。この映画は、その強烈な触媒となるアートの本質を描いたものと捉えました。 優れたアートとは、鑑賞者が独自に持つ知覚の糸を、意味という束に組織化する力、何かを気づかせ、目覚めさせるものだろうと考えます。 本作は、激しくアートを体現している一人の音楽家がそれぞれ固有の痛みと悲しさを抱える聖歌隊メンバの心に何かを目覚めさせ、いきいきと生きていくことへの欲望を喚起させる物語です。
【ヒロポン】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-07-24 13:00:01)
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