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《ネタバレ》 異星人の主人公が中世?の地球のとある村に不時着。しかし、その宇宙船にはかつて主人公達異星人が居住地として占領するため大殺戮を犯した星の生き残り生物も乗り込んでいて・・・という大まかな筋書きは面白いのに、出来上がった作品は、半端な仕上がり。
とにかくご都合主義のオンパレード。異星人なのに同じ言葉を話し、外見も思考回路も普通の地球人。ちょっと他のヤツらより体力と知恵があるだけ。怪物も何故か、主人公の都合が悪いときは襲ってこない。そして特別な理由もなく、小さな落とし穴の前に何故か現れ、まんまと罠に引っかかる。メチャクチャ強い怪物を倒すには強い金属の剣が必要だと言って、主人公は自分が乗ってきた宇宙船の金属からたった半日で、ピカピカの剣を村の鍛冶屋に作らせる。人肉を食らいまくる怪物に、何故か一人だけ生きたまま巣に連れてこられるヒロイン。上げればキリがない。 何でこんなにいい加減なのか。細かな点を上手く作り込めば良質のSF作品になったはず。もったいない。 それにしても、つくづくアメリカ人は怪物の造形に対する想像力が乏しいと思う。本作もお決まりのトカゲ型である。 【へろへろ】さん [地上波(吹替)] 3点(2014-11-02 12:29:55)
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