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足が不自由ながらも頭脳明晰、自分の死期が近づいているせいもあってかどこか悟った面のあるケヴィン。恵まれた身体を持ちながら、父親との過去が原因で内省的になった少年マックス。そんなマックスがケヴィンに導かれ、時に喜び、時に絶望し、時に涙を流しながらも自分の殻を破っていく様子が丹念に書かれる良質の作品。結構しょっちゅう感動的なシーンが感動的な音楽と共に出てくるので、観てドカンと涙が溢れるという感じではないものの、観終わった後に爽やかな気分になれます。この二人の子役(といってもマックス役の彼は当時二十歳だとか?)の秀逸な演技にも支えられて、暖かな一品に仕上がっていました。
【ライヒマン】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-02-12 22:10:29)
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