サメストーカー ビギニング(TVM) の タコ太(ぺいぺい) さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > サ行
 > サメストーカー ビギニング(TVM)
 > タコ太(ぺいぺい)さんのレビュー
サメストーカー ビギニング(TVM) の タコ太(ぺいぺい) さんのクチコミ・感想
作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 まず始めに、本作を含む3作品の邦題は「サメストーカー」シリーズとして整理されていますが、少なくとも本作では、ブルースは確かに凶悪かつ狂暴な「ストーカー」ですが、彼自身は「サメ」でもなければ「サメ」使いでもありません。なぜ「サメ映画」として位置付けたかったのか?おそらく本作より少々サメ風味が強い第二作の方が先に日本デビューしていたので、本来の第一作である本作もサメ映画と位置付けざるを得なかったのではないでしょうか?

そんな疑念にかられながらも、恐怖のストーカーを描いた作品としては決してつまらなくはありません。否、面白いです。オリジナリティに溢れている訳でもなく、必要以上にストーカーが大暴れする訳でもありませんが、ここに登場する狂気はなかなかどうして恐い!昨今のニュースを見ていると決して絵空事ではないリアルな恐さを感じます。

そんな訳で、単純に言えばオーソドックスと言うか、世間に浸透しているストーカー行為のイメージを描いた作品だと思います。ただし、その背景にある歪んだ思考については深くは掘り下げない。あくまでも社会派サスペンスではなくシンプルにサスペンス。同時にタイトルに「サメ」とありながらもサメは主役でも脇役でもなく、こちらも掘り下げない。中途半端感は否めません。本国では人気作品でシリーズ化、ということのようですが、確かに特に強い印象は残らないまでも楽しめはします。それだけに、邦題タイトルの「サメ」って要るのかなぁ?と少なくとも本作においては感じました。

(追記)
書き忘れていました。観賞する前は、「サメストーカー」と言うぐらいだからストーカーの正体はサメで、喰いそびれた獲物(女性)を追い求め人間の姿となって彷徨う姿を描いたダークファンタジーだと思ってました。普通にストーカーを描いたサスペンスより、そっちの方が観たかったかも。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 5点(2023-07-23 23:14:11)
タコ太(ぺいぺい) さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-11-18ツユクサ6レビュー5.50点
2024-11-17意のままに6レビュー6.00点
2024-11-15アニマル大戦争6レビュー6.00点
2024-11-15ペトルーニャに祝福を7レビュー7.00点
2024-11-15見えざる手のある風景8レビュー7.50点
2024-11-14ゴジラ(1954)10レビュー8.21点
2024-11-11みなに幸あれ6レビュー5.00点
2024-11-07妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク6レビュー5.33点
2024-11-06パーフェクション4レビュー4.00点
2024-11-04もしも昨日が選べたら7レビュー6.59点
サメストーカー ビギニング(TVM)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS