| 作品情報
レビュー情報
いくら寓話とはいえ、この度を越してメルヘンチックで空虚で生活実感のない
主人公夫婦のキャラクターの空々しいあり方は何なのか。 いくら絵空事とはいえ、この度を越して退屈で幼稚で深みのない 妄想エピソードの漫然とした並べ方は何だろう。 生計であるとか労働であるとかは、ことごとくオママゴト以下の描写でしかなく、 山や湖は単に観光向けの小奇麗な風景でしかない。 そしてカップに注がれるコーヒーを、皿に盛りつけられる野菜スープを 単に真上から撮って良しとする安直なショットからは、 食の魅力というものがまるで伝わらない。 そもそも肝心のパンが大して美味しそうにみえないという、 褒めどころのない映画である。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 2点(2012-09-10 22:45:13)
ユーカラ さんの 最近のクチコミ・感想
|