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ジュディ・デンチの恋する女の役はそう多くありません。 アルバートの死後喪に服したまま国務に復帰しないのも馬番ブラウンにご執心で手離そうとしないのも独善的に感じ、ヴィクトリア朝を取り仕切った有能な女王にしては軽々しきお振舞い。 孤独で心のよりどころを必要としていたのかもしれませんが。 女王を家来としてではなく人として守ろうとするビリー・コノリーの強い意志と一本気な父親の身を案じる息子ジェラルド・バトラー、名君でも伴侶を亡くせば弱き人ということや史実を虚飾少なく描いた点は評価すべきかも。
【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-07 07:00:02)
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