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ある一種の目的に対しては「よく出来た」作品(反戦とか)。たしかにはじめて見たときは泣いた。演出もずば抜けている。しかし…。あの少年が欲しかったのは何?自由?もし本当に妹のことを考えていたのなら、なぜ我慢できなかった?自分の選択を悔やむ作品なら納得したかもしれない。あと、この映画にとっての戦争とは、「悲惨さ」を描くための道具でしかない様にも感じてしまう。もちろん、可哀想な話だ。だが「感動」はしない…というかしたくない。なぜなら、この映画が、大人(製作者)の現代に対する皮肉に感じてしまうからだ。
【BA】さん 3点(2001-08-31 01:59:30)(良:1票)
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