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《ネタバレ》 単なるフィクション世界の娯楽アクションとして見るなら、なかなか悪くないと思う。
しかし実際にはフィクション世界ではなく、実際の世界情勢と 実際の兵器を使っているのだから、リアリティには細心の注意を払う必要があるはずだ。 ところがこの映画はリアリティより盛り上げ重視で、おかしなところが多すぎて とてもいい気分では観れなかった。 戦闘がないと不満を漏らす軍人、そんな奴いるのか?そんなに死にたいのか? いちいち感情的でオーバーアクション。 ミサイルに追われるシーン、嘘だらけ。 前後の射出座席が空中で衝突するとか、ないだろ。 セルビア兵はもはや人間ですらないかのように残虐非道。 ひとりの丸腰の米兵を殺すために、数十人のセルビア兵と数台の戦闘車両がゾロゾロと。 そんなにいらないだろ。それだけ動員しても仕留められないってどんだけ。 いくら撃たれても米兵に弾は当たらない。 ひとりの米兵を助けるために何人を犠牲にするんだ? 私情でヘリ3機と兵員動かして、停戦合意を破ってセルビア兵殺しまくって、 なに考えてんだあのオヤジ?もうめちゃくちゃだよ。 ここまで軽くてデタラメな内容なら、実際の世界情勢に依拠しないで 完全なフィクションにしてほしかった。 【且】さん [DVD(吹替)] 5点(2008-09-03 16:05:34)(笑:1票)
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