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《ネタバレ》 初期の頃に作られたヴィム・ヴェンダース作品だけあって、自分には十分楽しめた。
死を宣告された男が、目に見えない“時間”というものと闘いながら、それでいて自分では分からないうちに大きな事件へと巻き込まれていくという流れは、独特で面白い。 特に、電車内での殺しの一部始終は、手に汗握る緊張感! サスペンスとしての魅力も存分に発揮しながらも、死に直面した男の生き様を描いた人間ドラマとしての深みも加わり、現在のヴェンダースには作れないであろう、個性のある優れた作品である。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-12-12 00:48:38)
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