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《ネタバレ》 中村錦之助は男の中の男を演じている。
川で溺れる少女を助け、お金まで払って安全な家へと引き渡す。 そして10年後。 ヤクザとの果し合いに、死を覚悟で臨む。 死ぬやもしれないその前に、ひと目あの娘を見ておきたいと、10年前預けた家へと向かう。 そこには、めっきり美しくなっていた、一人の女性がいた。 男なら、ここで女性を引き取り、恩を着せて自分のものにしてしまおうという邪念が働いて当然だ。 そして喧嘩はとんずらこいて、その美しい女性と楽しく過ごす。 しかし、こんな誘惑をいとも簡単に振り払った中村錦之助の男粋。 これはすごい! すばらしい!! よっ!男の中の男! 「・・・・・。」 ん?! 待てよ? どうもしっくりこないぞ? そんなんあり得るんか?? 宮本武蔵にしてもそうだが、どうして時代劇のヒーローにはストイック、それも性的なストイックさが要求されるのか? そんなん要求されるなら、ボクは時代劇ヒーローになんてなりたくない。 たとえカッコ良くてもなりたくない。 そんな強い思い(?)を胸に、「終」の文字を観た。 ボクなら、十朱幸代を手篭めにして・・・(以下、自主規制) 【にじばぶ】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-11-12 13:41:17)
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