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《ネタバレ》 大好きだった頃の酒井美紀が出ているだけで、もう嬉しいわけで、この頃がやっぱり一番透明感があって、瞳が綺麗で可愛かった。
松井秀喜と付き合ってから、瞳がくすみ、顔にブツブツができた。 だから、この頃の、白線流しより更に以前の酒井美紀が、何といっても魅力的! ラストシーン近く、柏原崇が「ご愁傷様です」と言ったことに対し、微笑んでみせる酒井美紀の可愛らしさと透明感ときたら、たまらない。 彼女のファンだったあの頃の自分を想い出す。 さて内容だが、似顔絵が裏に描いてある図書カードで中山美穂が涙するラストシーンが無かったら、多分、自分にとっては駄作の一言で終わらせてしまったであろう作品。 何がひどいって、まず豊川悦司。 彼の話す関西弁がとても気色が悪く、生理的に受け付けなかった。 豊川悦司が出ていなければ、もっと好きになれたかもしれない作品。 それと、中山美穂が一人二役をやっているのもダメ。 いくら映画とは言え、似ている設定だからといって、同じ役者が演じるのは、どうもなぁ。 おかげで、素敵な恋愛ドラマではなく、ファンタジーのような現実離れした話に感じてしまった。 異なる人間設定だとしても、同じ役者がお互いに文通をやりあうという流れが、自分のこの映画に対する感情移入を邪魔した。 それと、岩井俊二の書く脚本と台詞が、これまた肌に合わず。 狙いすぎの感が大有りの台詞、そしてあざとい演出の数々。 臭くて観てられない。 音楽も大げさ。 だけど~、やっぱり、あのラストシーンは良い。 悔しいけど、良いなぁ。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2011-04-09 23:07:42)(良:2票)
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