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《ネタバレ》 ある男女の23年間を、7月15日という一日だけを切り取って見せるという手法は確かに斬新だが、時間軸をシャッフルした『500日のサマー』なんかに比べると、どうもメリハリに欠ける。例えば、友人関係を続けていた二人が、一方の離婚を機にベッドインすることになるのだが、その日が〈7月15日〉ではないという理由から、口頭で語られるだけで肝心のシーンは描かれない。でも恋愛映画で二人が結ばれるってものすごく大事なことだと思うのだが、それをカットしちゃうってどうなの?(決してアン・ハサウェイの裸が目当てで言っているのではない)ラスト10分は衝撃的過ぎて思わず椅子から飛び上がったが、切なさを残した終わり方は嫌いではない。でももうちょっとこの設定を活かせていたら、恋愛映画の新たな名作になりえたのに…。
【フライボーイ】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-11-27 07:47:18)
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