侍(1965) の 亜酒藍 さんのクチコミ・感想

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侍(1965) の 亜酒藍 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 侍(1965)
製作国
上映時間122分
劇場公開日 1965-01-03
ジャンルドラマ,時代劇,モノクロ映画,犯罪もの,歴史もの
レビュー情報
《ネタバレ》 「人を斬るのが侍ならば、恋の未練が何故斬れぬ」というフレーズが印象的な映画「侍ニッポン」の焼き直しですが、脚本が橋本忍と言う事で、かなりギラギラしたものになっています。主人公・新納鶴千代の母の杉村春子は「鶴千代に似た人がいても、それは鶴千代でがない」といって全身で泣いた演技をみせ、さすが名女優という面目躍如でした。実らぬ恋のお姫様の父上役が嫌味のない志村喬で少しホッとしました。これがいかにもと言って威張り腐った公家さんではがっかりでした。市川中車という歌舞伎俳優さんは、これぞ昔の武士といった迫力に溢れていました。▼まあ20代の青年を40代の三船敏郎が演ずるのはややトウがたっていましたが、2箇所でみせた凄まじい殺陣は三船でなければ勤まらなかったものと思います。9人の刺客に襲われる場面では、かなり突きを見せ、狭い部屋では刀を振り回さないで突くといったこだわりを感じました。最後の井伊大老襲撃場面では、中々大老にたどり着けない暗殺者側の「イライラ感」が伝わってきて
、さすがアクションの岡本喜八監督!と感じました。最後の鶴千代の彷徨いは、日本そのものの彷徨い感も感じさせました。
亜酒藍さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-12-14 22:11:19)
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投稿日付邦題コメント平均点
2018-06-30アメリカン・アサシン8レビュー5.80点
2016-05-09冷たい熱帯魚6レビュー6.66点
2016-02-22X-ミッション7レビュー4.80点
2015-12-19スター・ウォーズ/フォースの覚醒8レビュー6.85点
2015-07-14ターミネーター:新起動/ジェニシス4レビュー5.30点
2014-06-25風立ちぬ(2013)2レビュー6.54点
2014-06-20300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~8レビュー5.48点
2013-12-14ゼロ・グラビティ10レビュー7.64点
2013-08-27オズ/はじまりの戦い3レビュー5.85点
2013-08-10ワールド・ウォー Z6レビュー5.89点
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