カイジ 人生逆転ゲーム の さくぞう さんのクチコミ・感想

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カイジ 人生逆転ゲーム の さくぞう さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 カイジ 人生逆転ゲーム
製作国
上映時間129分
劇場公開日 2009-10-10
ジャンルドラマ,サスペンス,シリーズもの,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 原作は福本伸行氏のコミックで、既にアニメ化になっているほどの人気作品です。私はこの作品の大ファンで、単行本も全部持っているほどですが、正直この作品の実写化にかなりの不安を感じていました。キャストを見た時も「ああ、こんな感じなのか」と特に違和感を感じず、特に期待しないで本日劇場にて鑑賞しましたが、ひと言で表現すると「まずまず無難に仕上げたかな」と。
2時間ちょいの尺の中で原作『黙示録』シリーズの『限定ジャンケン』『鉄骨渡り』『Eカード』と3つの要素を取り入れた割には、無理矢理押し込めた感はありませんでした。それでもやはり気になる点が…①それぞれのギャンブルに対する動機が非常に希薄(原作ではかなり感情移入出来た部分だけに、非常に残念)②カイジが知略に優れている部分がうまく描かれていない(映画は単に場当たり的にクリアしている感がある)③原作にあったギャンブルの『重み』『心理戦』などの部分が薄らいでいる(2時間ちょいの枠の中ではやはりきついか)。
色々言いましたが、3つの要素を映画的にアレンジした部分は評価できると思います。キャストも特に問題ないと思いましたし(遠藤金融の社長が天海祐希さんというのは最初はビックリしましたが)、それぞれの熱演も良かったと思います。でも原作のファンとしてこの点数しか与えられません。映画でこの作品に初めて触れた人には原作も見てもらいたいと思います。
余談ですが、映画の中のEカードの話で遠藤社長が5,000万円カイジに融資するシーン。あの状況ではまずありえないですが、原作では『破戒録』シリーズで遠藤社長が絶対に勝ち目のないパチンコ台を攻略するためにやむなくカイジに5000万円貸すシーンがあります。そのシーンを今回の『黙示録』シリーズに当てはめたが故に今回のようになってしまったのです。やはり違和感はありますね。
さくぞうさん [映画館(邦画)] 6点(2009-10-15 16:09:35)
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投稿日付邦題コメント平均点
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2009-10-15おろち7レビュー5.89点
2009-10-15カイジ 人生逆転ゲーム6レビュー4.85点
2009-05-22おっぱいバレー6レビュー5.75点
2008-04-10クローバーフィールド/HAKAISHA8レビュー6.49点
2008-02-12恐竜・怪鳥の伝説4レビュー4.00点
2008-02-12殺人魚フライングキラー3レビュー3.77点
2008-02-11JAWS/ジョーズ8レビュー7.85点
2008-02-11ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT7レビュー4.58点
2008-02-06バブルへGO!! タイムマシンはドラム式7レビュー6.06点
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