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《ネタバレ》 本来、つっこみたい部分は皆様が既出なので、主に良かったと感じた所をまとめてみます。師匠との奥義習得の場面。確かに長く感じますが、「生きようという意志は何よりも強い」と剣心が悟る過程を導き出すのに必要であったと思います。明治政府が剣心を捕えて公開斬首となるシーンは、結果的には茶番ですが、人斬り時代の罪状が読まれ・・悔いながら聞いている剣心・・今作含め、何度もリフレインされた、斬殺された清里と泣き崩れる巴を雨中傘をさして見ている剣心。だからこそ「もう決して人は殺めない」と決意して答えを見いだせたのだと思えます。甲鉄艦「煉獄」内の最後の戦闘、宗次郎との再戦は、前作逆刃刀を折られた時から剣心が成長して、宗次郎の刀を逆に折る事で、剣心の成長を描いたのは良かったが、戦う前のやりとりで宗次郎の「せっかちだなぁ」というセリフだけは浮いてて違和感が残りました。また左之助と安慈の戦いが、1作目の番神との戦いにそっくりな点は残念でした。艦内、最後の志々雄との対決の4対1は、この強い4人がかかっても敵わない程強い志々雄。と強調されたのが一番印象に残ったので、有りだなと。剣心以外は立ち上がれなかったし、最後剣心が「左足」を1歩踏み出すだけで、「天翔龍閃」を表現していましたが、これは原作を知る人でないと分からないかもしれませんね。とにかく、多々あるつっこみ所をはねのける、殺陣、所作を含めた圧巻のアクションシーンの数々にこの点数を付けさせて頂きたい。
【MAKI】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-10-28 19:44:06)(良:1票)
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