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《ネタバレ》 この映画では過去の宮崎アニメのように、死の呪いをうけた青年も、名前を奪われた少女も出てこない。過酷な運命は主人公を待っていない。ただ、宮崎監督の今の時代への想いが込められている作品だ。
「神経症と不安の時代に立ち向かう」とはキャッチコピーに過ぎないが、監督が伝えたいメッセージは作品のあちこちに込められていると言って良い。 「何を伝えたいのか分からない」という人もいるかもしれないが、むしろ、劇場で楽しみ、家へ帰り、家族でこの映画のことをたくさん語り合う、それがこの作品の真価なのだと思う。その答えは独り善がりで大いに構わない。 個人的には、ばあちゃん達に満足。保育園の隣のデイサービスには監督の要望も伺えます。 あと、ハムサンドとラーメン、ご馳走様でした。 【エオン】さん [試写会(邦画)] 9点(2008-07-24 23:30:51)(良:1票)
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