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冷戦時代の典型的ちょうちん持ちアメリカ万歳映画。そういう映画が量産されていたこと自体は時代の流れだったので、仕方ないところもあると思う(ソ連、KGBを敵にしたスパイ物、アクション物で好きな映画もある)。が、私が腹が立ったのは、名作ロッキーの続編としてそれが作られてしまったこと。TVで観たロッキーの大ファンになっていたまだ十代の私は、設定に落胆しつつ、それでも「なんといっても劇場でロッキーが観れるのだから」と気を奮い立たせ、映画館に足を運んで、出来るだけ先入観なく観ようと努めた。が、だめだった。そのこじつけ無理矢理な設定のため、全てがわざとらしいのだ。ブリジット・ニールセンの存在は論外だし、ソ連の観衆がロッキーを応援しだすくだりなどギャグかとさえ思った。1作目を信奉する私には耐え難い作品。
【あっかっか】さん [映画館(字幕)] 1点(2008-12-17 13:38:50)
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