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レビュー情報
《ネタバレ》 公開当時の宣伝にすっかり騙され、期待を大きく裏切られたのだが、映画としては異形ものの良質ファンタジー・メルヘンに仕上がっている。スティングがソロを始め絶好調だった頃、音楽雑誌でさえ宣伝されていた「スティング主演映画」。最初からスティング主演と思って観ていたのであらららら~な展開で、呆気にとられてしまった。私は確かにスティングに釣られて観に行ったが、脇役と解っていても観に行ったと思う(デューンも観たし)。だから今でも、この映画が「スティング主演」(クレジットで名前を一番上に持ってきてる)とされているのは何か腹が立つ。ちゃんと「怪物(ビクター)」の方が主人公と思って鑑賞しましょう。意外に掘り出しもんですよ。ビクターが旅をしながら人間として成長していく様子がいいし、J・ビールス演じる“花嫁”と心を通わすラストも感動的。
【あっかっか】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-12-16 13:15:32)
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